ノセ” “トラップ” “ケヌキ合わせ”は印刷用語です。

ノセ(オーバープリント)

あるカラーの上に別のカラーを重ねて印刷することを指します。
前面にある色と背面にある色とが重なって印刷されている状態のことです。
ノセは意図的にした場合には問題はありませんが、色が重なることでカラーが濁った感じになる場合があります。

トラップ

地色と他の色の境界線に若干の重ね部分を作り多少のズレに対応する。
CTPの普及とともに印刷の精度が上がり見当ズレのトラブルは少なくなりましたが、それでも、1枚の紙に同種類のものをたくさん印刷となると紙は伸びてしまい印刷色ごとの版はうまく合わなくなってきます。しかし、闇雲にノセやトラップ処理をしてしまうと色が変わってしまったり、境界線に縁ができてしまうような別のトラブルの元になり、合わせる色や印刷用紙によって、これらを使い分ける事が重要となります。弊社では特練り色や特殊紙を使ったご注文を数多く承っており、入稿時には製版部と印刷部が細かく連携をし、色の刷り順や用紙特性を検討・確認・共有し、最善最適と思われる対策を講じて、お客様の思い描いたデザイン通りに、綺麗な印刷がお届けできるよう心がけております。

ケヌキ(毛抜き)合わせ

アナログ製版時代の製版指定用語のひとつ。前後や隣り合わせに配置した異なる色のオブジェクト(図形・写真・文章など)の境目部分に対し、髪の毛ほどの重なり合う部分を設け、万が一版ズレが起こった場合でも白い下地が見えないように処理することを指す。DTP用語ではトラッピングという。一方、重なり合う部分がないものを「抜き合わせ(ノックアウト)」、オブジェクト同士を重ね合わせることを「ノセ(オーバープリント)」といいます。ノセや混色防止の策としてDTPデザイナーは日常的に使っているがCTPが普及した現在では、印刷の見当精度もかなり向上していることから、毛抜き合わせ(トラッピング)の指定はあまり意識されなくなってきています。